
生活協同組合コープしが
代表理事 理事長白石一夫
採用メッセージ
Message
ともにつくる
笑顔あふれる未来
生活協同組合コープしがは、1970年代に地域で誕生した4つの生協が32年前にひとつの生協となり、理念「ともにつくる 笑顔あふれる未来」を目指して、組合員、役職員がちからをあせて事業と活動をすすめています。消費者がよりよいくらしづくりをするために、お金を出し合って生活協同組合をつくり、くらしの想いを寄せ合ってすすめています。
食を届ける宅配から始まり、店舗、共済、夕食宅配、サービスなど想いを事業というカタチにして進化し続けてきました。また、地域の組合員のくらしづくりも5つのたいせつ(たべる・くらし・ちいき・びわこ・いのち)の視点で多様な活動が広がっています。
このように組合員と役職員が育んできた生協のインフラは、買い物支援、地域の防災や見守り、子育てのサポートでも活躍しています。
生活協同組合コープしがは22万人(滋賀県世帯の約40%)の組合員のくらしを支える組織です。ビジョンで掲げる「やくだつ・つながる・ひろがる」の実践を展開し、2030年には滋賀に生協があってよかった、困った時はコープしがを頼れるから安心、という存在になれるよう日々努力をしています。
「妊婦と買い物カゴ」
16年前の冬、20代半ばで妊娠7ヶ月でしたがあまりお腹が出ておらず言わないと気付かれない時期でした。それにまだツワリが続いていました。レジには職員の若いお兄さんが立っていました。合計金額を財布から出していると、何とそのお兄さんは「赤ちゃん居ますよね?」と見事に気付いて買い物カゴを素早く荷物台に運んでくれたのです。妊娠してから初めて人の優しさに触れた瞬間でした。本当に助かり、感謝しかありません。当時お腹にいた子は今ではおかげさまで立派な高校生です。当時のお兄さんはお元気でしょうか。幸せに暮らされている事を願います。ありがとうございました。
「父とコープ」
私の父の生前の話です。父はコープの組合員で冷凍の大福をよく買っていました。お気に入りで食べたい時に解凍しておやつ代わりとして楽しんでいました。少し足が悪くなった時に訪問ヘルパーさんにも私には内緒で大福を一緒に食べていたようで、それが楽しみでよく注文していたようです。そんな父を可愛く思う今日このごろです。父、母がコープを始めた頃からですのでコープしがとは長いお付き合いをさせていただいています。
「コープのトラック」
4歳の息子の最近のマイブームは、「ママの小さい頃はどんな事してたの?」と聞くことです。普段はなかなか昔の日常を思い返す機会はありませんが、そんな事を改めて質問されると、コープのトラックが来ると走って駆け寄っていた頃がふと思い出されます。親になった今は、乗り物が大好きな息子が、コープのお兄さんがスムーズにトラックの荷物を出し入れしている様子を羨望の眼差しで見つめています。私がコープのトラックを見て昔を思い出すように、この子も大人になった時、この日々のことを思い出す日が来るのかなぁ。
コープしがの仕事は、人と関わる仕事です。関わりながら相手に役立つことを考えて、仕事をすすめることを大切にしています。その積み重ねが年々と続く組合員のくらしの中で、あったかさ、やさしさというかけがえのないものを生み出しています。そしてコープしがで仕事をする役職員は、人との関わりを通して人として成長していくことを目指しています。ぜひ生活協同組合コープしがで人生の一歩を踏み出し、寄り添い、役立つ仕事をすすめ、「ありがとう」が行き交うくらしをつくっていきましょう。コープしがは、あなたを必要としています。さらに頼りとされる未来へのコープしがづくりをともにすすめていきましょう。